施工事例

川口市 建替え パッシブデザインを用いた高気密・高断熱の ゼロエネルギー住宅

  • スーパーウォール工法
  • パッシブデザイン
▲ 冬場に南面に大きくとった窓から、太陽の光が入り込む様子
  • ▲ 冬場に南面に大きくとった窓から、太陽の光が入り込む様子
  • ▲ 熱交換型の換気システムでロスなく計画換気を行う
  • ▲ 太陽光発電により、エネルギーを創り出す
  • ▲ 夏場、余計な日差しは取り込みたくないでも、風通しはよくしたい
  • ▲ 体的に風を通す工夫
  • ▲ LEDによる照明の省エネ化

◇木造2階建て

◇パッシブデザイン
◇ゼロエネルギー住宅仕様
◇住宅性能値 Q値1.9 C値0.5

 

冬は太陽の光を最大限に活かすため、南面に窓を大きく配置して
日射を取り込み、暖房エネルギーを抑えます。
断熱性能と気密性能を高めことで、エネルギーロスがなくなり
効率よく暖房することができます。

また、夏場は極力、日射を取り込みたくないので、
庇やルーバーなどで日射を遮蔽(しゃへい)し、冷房エネルギーを抑えます。
万が一、家にこもってしまった熱気は、あらかじめ設計した通風計画により、外に出します。
このときの風は、自然の風の流れなので、とても心地よく感じることができます。

風の流れは、地域や、敷地の状況、季節・時間帯などによってバラバラでありますが、
年間を通して特徴が現れるので、たとえば「夏の明け方は、東から吹く風が多いなど」、
この特徴をうまく利用して、窓の大きさや位置を設計することがとても大事になってきます。
これらの設計手法を総称して、パッシブデザインといいます。

日射のエネルギーは馬鹿にならないもので、写真撮影時の室温は約20℃を記録しました。
(12月中旬、正午頃、建築場所埼玉県川口市)
もちろんエアコンなど暖房機器はどこの部屋においいても一切使用しておりません。
ちなみに外気温は約10℃でした。
冬場でも日中はエアコンを使用しなくても、快適に生活できるとのお話を頂きました。

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