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庭やベランダの重要性 ~中間領域で長時間居たくなる居心地のいい家にしよう~
2023年06月26日(月)
こんにちは!
みんさん「中間領域」という言葉を聞いたことがありますか?最近はカフェに多くみられる外の席、オープンスペースも中間領域になります。
中間領域の必要性
縁側や中庭のように、内部と外部の間の空間を中間領域と言います。
どんなに窓を大きくとっても、内と外とがガラス一枚で分断されただけの家では人は長時間そこに居たくなるような落ち着きは得られません。
想像してみてください・・庭もベランダや縁側もない家を。なんだか窮屈な感じがすると思います!
都心の土地が狭い場所でも、庭や中間階や屋上にウッドデッキやバルコニーを希望する方が多いです。
(弊社施工例)
中間領域はどこがいい!?
たとえ中間領域を作ったとしても、隣家との間の暗い場所であったり、目の前が道路というのもあまり居心地のいい空間にはなりません。
家の周囲で一番環境のよいところ、魅力のあるところに向けるのが◎
例えば公園や緑地があればそちら側に開く。中庭にして、空を見上げる空間にしたりするのがいいと思います。
参考ブログ→敷地の個性を生かそう ~いまいちな敷地でも、建物の設計でステキな住まいになる~
縁側
日本人に最も親しみがあるのが”縁側”かもしれません。縁側に座るとなんだか「ほっ」とするのは、私だけではないのではないでしょうか!
端部に腰掛けるだけの縁側であれば半間(約90cm)でも機能しますが、奥行一間(約1.8m)あればさまざまな活動が可能になります。
冬期に日射を取り入れ、夏期に日射を遮るには軒高30%の奥行きの庇が適切であると言われています。
高い位置に屋根掛けしたり、軒先側をガラスにしたりすると日射の取り入れ、遮断に適すようになるかもしれません。
(弊社施工例)
まとめ
オシャレなレストランやカフェには中庭や店先に席が設けられていることが多いです!そこに、日除けがあったり、寒い時期であればストーブなどが設置されていてとても居心地のよい空間が演出されています。
自分の家でそのような場所があれば、ずっと家に居ても飽きないですよね!!
我が家も庭でよく遊んだり、テントを張ったりしてくつろいでいます☆
非日常空間が家で体験できるのも、中間領域をどうするかで変わってくると思います。
ぜひ、すてきな家づくりをしてください!
清菱建設 広報
青木