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先進的窓リノベ事業を上手に活用しよう ~窓断熱・遮熱効果をあげる~
2023年08月03日(木)
こんにちは!
前回のブログで『住宅省エネ2023キャンペーン』について書きましたが、今回は「先進的窓リノベ事業」に特化して書いていこうと思います。
何度も書いているかと思いますが、断熱・遮熱効果を上げるには”窓”はとても重要です!ぜひ、この機会に補助金を上手に使って快適な住環境をつくってみてはいかがでしょうか!!
先進的窓リノベ事業
予算1000億円の大規模事業です。これを使わなければもったいない!!
今回の制度では、窓の性能によって補助金額が3段階に分かれています。
一番性能の高い「SS(UW1.1以下」から「S(UW1.5以下」、「A(UW1.9以下」とあり、高いレベルを選ぶほど補助金額が大きくなります。
(UW=熱貫流率)
対象工事(工法)
(弊社施工)
・ガラス交換
既存サッシをそのまま利用して、既存ガラスのみを取り外し複層ガラス等に交換する工事を言います。
・内窓設置
既存窓の内側に新しい窓を新設する、または既存の内窓を取り除き、新しい内窓に交換する工事を言います。
・外窓交換(カバー工法)
既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆いかぶせて取り付け、複層ガラス等に交換する工事を言います。
・外窓交換(はつり工法)
既存窓のガラス及び窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換する工事を言います。
内窓
手軽に設置できて比較的安価に窓の性能を簡単にアップできるので人気があります。
内窓はガラスの性能にこだわりましょう。
一般複層:2枚のガラスで中間層をつくることで、1枚のガラスよりも断熱効果や結露防止効果があります。
LowE(Low Emissivity/低放射):複層ガラスの内側に特殊な金属膜をコーティングすることで伝熱を抑えられるのが特徴です。日射遮蔽性能と高い断熱性能により、夏場は太陽の熱を反射して室温の上昇を防ぎ、冬場は暖かい空気の流出を防止できます。
Low E(アルゴンガス入り):Low Eガラスの内側にアルゴンガスを封入したもの。空気よりも熱を通しにくいアルゴンガスが封入されることで、さらに高い断熱・遮熱性能を持ったガラスです。
(弊社施工 内窓取り付け)
外窓交換
外窓交換をカバー工法で行う場合、躯体を壊さず半日ほどで工事完了ができ、室内から設置できるので足場が不要です。
補助金額は、内窓よりもカバー工法・外窓交換のほうが多くなっているため、高性能でより多くの箇所を交換するのが◎
性能が高い窓ほど市場価格は高額になりますが、それを踏まえて、住まい手の負担が5割程度に納まるようにこのような制度設定になっています。
ぜひ、この機会にご検討ください!!
参考ブログ→断熱リフォームについて ~新築でなくても、めざせエコ住宅~
清菱建設 広報
青木