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高気密高断熱住宅には欠かすことのできない24時間換気システムについて知ろう ~結露・カビ知らずの家 足立区~
2024年02月13日(火)
こんにちは!
みなさんのご自宅の換気システムはご存じでしょうか!?
2003年の建築基準法の改正によって義務化された、24時間換気システム。今回はこの換気システムについて書いていこうと思います。
24時間換気とは!?
24時間換気とは、家の中の空気を必要な量の外の空気と入れ替える仕組みです。このシステムは建物内に不要な湿気やにおい、二酸化炭素などの不要なガスを排出し、新鮮な外気を取り込むことで、室内の空気品質を向上させます。
24時間換気システムは室内の空気品質を改善し、健康に良い環境を維持するために重要です。また、湿気やカビの発生を防ぎ、建物の構造や家具などの損傷を防ぐ役割も果たします。
換気システムの種類
第一種換気:給気・排気ともに機械で行う
第二種換気:給気のみ機械で強制的に行い、排気は排気口などから自然に行う
第三種換気:給気は自然に行い、排気のみを機械で強制的に行う
住宅の場合は多くが第一種換気、または第三種換気を採用しています。
(クレバリーホームより引用)
高性能住宅には気密が必要
弊社では、全棟G2レベルでUA値0.46以下を標準にしていますが、それに加えて気密性能もC値1.0以下に設定しています。
弊社で推奨しているのは、第一種熱交換換気です。
第一種熱交換換気は、給気と排気の両方を機械で行う方法で、外から取り込む空気を、排出する室内の空気の熱を使って冷やしたり暖めたりするため、エアコンの負担も減らせます。
どんなに高性能で優れた換気システムを入れても、気密性が低いと意味がありません。きちんと計画どおり換気を機能させるには、C値1.0以下が必要だと言われています。
(弊社施工例 第一種換気システム 住宅)
まとめ
せっかくの高気密・高断熱住宅でも換気システムが不十分だとカビや結露が発生してしまいます。
また、優れた換気システムを取り入れても、気密性が低い住宅ではあちこちから空気が出入りし空気が排気口に向かって流れず熱損失が大きく、換気はコントロールできずに室内の冷暖房の効きが悪くなります。
家を建てる際は換気システムを理解したうえで、合ったものを取り入れてください!
清菱建設
広報 青木