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中古住宅をリノベーションしよう ~断熱・気密性能を向上させて、より快適に過ごせる家~
2023年11月27日(月)
こんにちは!
日本では新築住宅が増えていて、気が付いたら空き地だった場所や木々があった場所に家が建っているということがありませんか??
日本では中古住宅は住宅の流通量の36.7%に留まっています。
戦後の日本の住宅は、今日まで「質より量」を求めてきたため、中古住宅の流通もあまりされていませんでした。リノベーションより、取り壊して建てたほうが効率がよかったからです。
2008年以降減少しつづける人口。人口が減れば家が余る。
そのため住宅を「量より質」にシフトしていく必要があります。
リノベーション
戸建てもマンションも、今ある家をリノベーションしましょう!!
リノベーションとは、既存の建物や空間を改装、改良、再生するプロセスを指します。リノベーションの主な目的は、建物やスペースをより魅力的で機能的にすることです。
建物や空間を新たに建設するよりもコストが抑えられる場合が多いため、古い建物や施設の価値を最大限に引き出す方法として広く利用されています。
内装を変えたり、間取りを変えたり、水回りを新しくしたりというリノベーションに加えて、断熱・気密性能を大幅に向上させればより快適な住まいに甦ります。
(弊社施工例:スケルトンリフォーム)
寒い家は健康にも悪い!?
高血圧:寒いと体全体に血液をより多く運ぶ必要があり、血圧が上がります 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞
ヒートショック:居間と浴室・洗面室などの気温差により、心臓や脳の血管が急激に収縮し、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こします
アレルギー・喘息:冬の暖房時に結露した水分が壁の中に侵入し、カビが発生すると、アレルギーや喘息症状を引き起こすこともあります
アレルギーの原因として、ダニはスギについで2番目に多いとされています
冷え性:寒いと血行不良がおき、こりや関節痛、神経痛を誘発。免疫力が低下するので感染症などの病気にかかりやすくなります 腰痛、肩こり、生理痛、関節痛、婦人科病
肌のかゆみ:肌の乾燥・かゆみを防ごうと加湿をしても、空気中の水蒸気は窓に冷やされて、結露に変わってしまいます。窓断熱により、水蒸気は結露しなくなるので、湿度を保つことができ、肌の乾燥も和らぎます
参考ブログ→省エネ住宅と健康の関係 ~省エネ住宅のススメ~
室温と湿度
室温が低いと健康リスクが高まることは先進国の常識です。理想は21℃以上とされ、室温と健康リスクの関係が定義されています。
住宅内での低温や温度差を放置しておくと、冬場にお風呂場で亡くなったり、低温が影響で亡くなる率が高くなります。
湿度は基本的に日本では冬は加湿、梅雨から夏にかけては除湿が必要になります。冬に適切な水分量を保とうとすると問題になってくるのが、結露です。断熱性能が低い住宅では、壁内でも起こることがあります。
カビが発生すると、せきや気道過敏症、喘息症状の発生倍率が上がります。
まとめ
新たに家を見つけてリノベーションをするのもいいですが、今住んでいるまたは親や親せきが住んでいた家をリノベーションして思い出とともに過ごすことができるのも、リノベーションのいいところです!
古い家屋でも、リノベーションにより快適で住み心地のいい家に生まれ変わります。ここで忘れてはならないのが「断熱性能」ですが、こちらはまた次回書いていこうと思います。
リノベーションにご興味のある方、弊社までお問合せください!!
清菱建設 広報
青木