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キッチン工事後の「なんとなく使いにくい・・」をなくそう ~使いやすいキッチンとは~
2023年08月24日(木)
こんにちは!
水廻りのリフォームで人気なのが、『キッチン』です。毎日使う場所はキレイで使い勝手の良い場所であってほしいですが、工事後に「なんとなく使いにくい・・・」というケースもしばしば発生するようです(泣)
今回は使いやすいキッチンの寸法について書いていきます。
調理動線は利き手で使いやすさが変わる!?
調理動線は、冷蔵庫→洗い場(シンク)→調理台→加熱(ガス台)の順で、利き手方向に移動すると使いやすくなります。
右利きの場合は左側にシンク、右側にコンロが◎
左利きの場合は右側にシンク、左側にコンロが◎
ただし、現状のキッチンが逆でそれに慣れてしまっている場合や、構造上難しい場合もあるので絶対にこうしなくてはいけないわけではありません。
(弊社施工)
ワークトライアングル
「シンク」「コンロ」「冷蔵庫」の3点を線で結んだものを「ワークトライアングル」といいます。
3辺の合計が3600~6000mmの範囲にあるとよいとされています。
シンクから冷蔵庫 1200~2100mm
シンクからコンロ 1200~1800mm
コンロから冷蔵庫 1200~2700mm
三角形を正三角形に近づけると、シンク・コンロのどちらからも冷蔵庫に近くなり使いやすいですが、「シンク」「コンロ」「冷蔵庫」に「収納」を加えた4つを正方形に近い形に近づけると、効率的に作業ができます。
アイレベルゾーン
吊り戸棚がある場合、普段使いのものは”アイレベルゾーン”=背伸びをしなくても手が届く範囲。吊り戸棚の下のほう、一番使いやすい高さに収納するのがおすすめです。
吊り戸棚の奥行きは450mmよりも浅い310~320mm程度にするのが、頭をぶつけたりすることもへると思います。
(弊社施工)
まとめ
キッチンの背後にダイニングテーブルを置く場合は、座った際に背後で作業をする場合、最低600mmは必要。少し余裕をもたせるなら700mmはあるといいです。
冷蔵庫のドアの開き方によっても、冷蔵庫の設置場所や設置方法も変わってきます。
毎日使う場所、人によっては一日の大半をキッチンに立つことが多い方などもいると思います。だからこそ、使いやすいのが一番!!
ぜひ参考にしていただき、使い心地のよいキッチンにしてください。
清菱建設 広報
青木