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雨漏りから住まいを守る ~屋根リフォームで大切な住まいを長持ちさせよう~

みなさま、こんにちは。

お家のリフォームと言えば設備もそうですが、屋根や外壁もとても重要です!

とても素敵な家でも、外壁が汚れていたりヒビが入っていたり、屋根が剥がれ落ちていたりするとあまりよい印象ではありません。また、屋根が傷むと、雨漏りが起こるようになり、建物の強度が下がってしまいます。
そこで今回は「屋根リフォーム」について書いていこうと思います。

屋根メンテナンスの必要性

家を雨風から守っている屋根。過酷な環境にある屋根は、建物の中でも特に傷みやすい場所です。屋根に不具合が起こると、建物の内部に雨水が侵入し、雨漏りにつながってしまいます。雨漏りは気づかない場所で起こっていることも多く、進行すると柱や梁など建物の構造部を腐食させてしまいます。そうなると、家の強度や耐久性にも影響してしてしまいます。

屋根に不具合が起こらないよう、適切にメンテナンスを行うことが大切です。

塗り替え

屋根表面に新たな塗膜を形成することで、以下のような効果が得られます。防水性の回復・向上。雨水の侵入を防ぎ、建物内部の劣化を防止します。

(弊社施工例:遮熱塗料 屋根塗り替え)

・耐久性の向上
紫外線や風雨による屋根材の劣化を抑え、寿命を延ばします。

・美観の改善
色あせや汚れが目立つ屋根を、新築時のような美しい状態に戻します。

・断熱・遮熱効果(塗料によっては)
近年では、夏場の熱を反射する遮熱塗料も普及しており、快適な室内環境づくりにもつながります。

塗り替えのタイミングは、一般的に10年に一度が目安とされていますが、屋根材の種類や気候条件によって異なります。色あせやコケ・カビの発生、塗膜の剥がれが見られる場合は、早めの点検・塗り替えをおすすめします。

葺き替え

既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する工事です。屋根材だけでなく、防水シートや下地の状態も確認・補修できるため、根本的なメンテナンスが可能となります。

長年にわたって屋根材が劣化していたり、雨漏りや構造的な問題がある場合には、塗装や重ね張り(カバー工法)ではなく、葺き替えが最適な選択となることがあります。

・屋根全体の耐久性を大幅に向上
劣化した下地や防水層を一新でき、建物の寿命を延ばします。

・雨漏りや内部劣化の根本的な解決
表面的な修繕では対処しきれない問題にも対応できます。

・屋根材の選択肢が広がる
現在の屋根材よりも軽量で耐久性の高い素材へ変更可能です(例:瓦から金属屋根へ)。

・耐震性の向上
軽量な屋根材に変更することで建物全体の重量が軽くなり、地震時の揺れを軽減します。

カバー工法

既存の屋根材を撤去せず、その上に新しい屋根材と防水シートを重ねて施工する方法です。既存屋根を「下地兼・緩衝材」として活用するため、廃材が少なく工期を短縮できるのが特長です。

(弊社施工例:カバー工法)

・廃材が少なく、工期も短かい
既存屋根を剥がさないため、撤去工程が不要。ごみ処分費や工事期間を抑えられます。

・断熱・遮音性能の向上
旧屋根+新屋根の二重構造になるため、室内温度の安定や雨音の軽減が期待できます。

・耐震性の改善
金属系など軽量な屋根材を採用すれば、従来の瓦より総重量を軽くでき、耐震性アップにつながります。

まとめ

屋根は自分では確認が難しい場所ですが、長く安全に住むためには屋根リフォームはとても大切なことです。

ただ、飛び込みの悪徳営業も多いですので注意が必要です!「近くの現場からこちらの屋根が見えて、早急な修理が必要だから来ました」や「屋根に登らせて点検させてほしい」などは絶対に信用してはいけません。そうような営業が来て不安な場合は、近場の工務店などにご相談ください。

弊社では外壁塗装から屋根リフォームまで承っております。ご相談ください。

清菱建設

広報 青木