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フローリングの種類 ~無垢・複合どっちがいいの?~
2021年07月07日(水)
こんにちは。
皆さんのご家庭の床材は何を使っていますか?
ご新築やリフォームで新しい床材を決める際、無垢フローリングか複合グローリングどちらにするか、どの材質のものを指定するべきか悩む点が色々あると思います。
今回はフローリングの種類とタイプ・メリット等をお伝えしていきます。
1.フローリングの種類
フローリングには1枚板で出来ている「無垢フローリング」と、合板などの下地の表面に化粧材を張った「複合フローリング」があります。
それぞれの特徴をご紹介していきます。
2.無垢フローリング
無垢材はなんといっても木本来の質感と温かみが味わえる事が最大の特徴ではないでしょうか。
無垢フローリングを素足で歩いた時の気持ち良さや、自然の木目や風合いも無垢ならではです。
また、調湿効果があり一年中快適に過ごすことができます。
そして、経年により味わい深くなっていくのも無垢材ならではのメリットです。
ただ、無垢フローリングは複合フローリングに比べ高価な為、費用は上がってしまいます。
また、木の種類によって傷が付きやすかったり、シミが付きやすくなっています。ただ、無垢材の場合水分を含ませて凹みを直したり、ヤスリで表面を削る事が出来るので浅い傷やシミでしたら消す事が出来ます。
また、床暖房と併用不可となっているのもデメリットの一つとして挙げられますが、新築の場合弊社がおすすめしている高気密・高断熱住宅のスーパーウォール工法でしたら無垢フローリングだけで冬場もヒヤッとせず快適です。
〈無垢フローリングの種類と特徴〉
広葉樹
樹種:ナラ(オーク)・メープル・チーク・カバ(バーチ)・ウォールナットなど
特徴:硬い木が多く、耐久性が高く傷がつきにくい。
淡い色から重厚感のある色など樹種も豊富
針葉樹
樹種:スギ・ヒノキ・パインなど
特徴:広葉樹に比べて柔らかく、衝撃をよく吸収。
素足で歩いた時に温かみを感じる。スギは傷つきやすいので、圧縮して表面の硬度を高めた圧密フローリングもある。
〈無垢フローリングの塗装の種類〉
ウレタン系塗装
表面に硬い膜を作ることで傷やシミがつきにくい。
汚れを落としやすく日常のお手入れが簡単。
表面を膜で覆う為、調湿効果や木の肌触りはなくなってしまう。
オイル塗装
主に植物油を原料とした自然塗料。
木材内部に浸透する為、素材感を損わずに木材を内部から保護
ワックス塗装
オイルとは違い内部に浸透せず、表面から木材を保護する。
3.複合フローリング
複合フローリングは反りや収縮のリスクが少なく、品質や仕上がりも均一で安定しています。
また、デザインやカラー、機能など種類が豊富な為、幅広い要望に答えられます。
抗菌機能や、傷や凹み、汚れがつきにくくお手入れがしやすいなど高機能な製品も多くあり、お子様やペットが過ごすお部屋にもおすすめです。
〈複合フローリングの種類と特徴〉
挽き板フローリング
合板の表面に厚さ2mm程度に挽いた天然木を張り合わせたもの
無垢材のような質感が楽しめる。
突板フローリング
合板の表面に厚さ0.3~1mm程度にスライスした天然木を張り合わせたもの
天然木の風合いが楽しめ、挽き板より安価になっている。
シートフローリング
合板の表面に木目柄をプリントした樹脂や紙のシートを張り合わせたもの
お手頃な価格帯のものが多く、メンテナンスもしやすい。
まとめ
床は部屋の中で占める面積が大きいので素材やカラーによって、お部屋の雰囲気・仕上がりが大きく左右されますよね。また、デザインだけでなくお手入れの仕方も踏まえてお客様に合った床材をご選択すると後悔なく生活出来るのではないかと思います。
どの床材がいいのか、ご予算等のご相談は是非お気軽に清菱建設までお問い合わせ下さい。
清菱建設 広報
後藤