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構造計算について知ろう ~長く安全・安心に住み続けられる家づくりをしよう~
2023年04月04日(火)
こんにちは!
地震で壊れない家にするには、構造計算で安全を確かめる!!と、言われても「構造計算ってなに!?」「構造計算をしていないと、どうなってしまうの!?」と言った疑問について書いていこうと思います。
構造計算とは。。。
固定荷重・・・建物自体の重さ。建物自体の重さや床・天井仕上げ・間仕切り壁等の仕上げ材による荷重です。天井内の設備配管、電気配線重量なども含まれます。
積載荷重・・・使用用途により、使用する家具などの荷重
積雪荷重・・・雪が積もった際に屋根にかかる荷重
特殊荷重・・・グランドピアノなどの特に重いものの荷重
全部の重さを合計
風荷重・・・建築物の立面がうける風圧力
地震荷重・・・地震の際に建物に作用する荷重
構造物がどのように変形、構造物にどのような応力が発生するのかを計算する。
構造物がその変形や応力に判定することも含まれます。
家を建ててから寿命を迎えるまでの間、家族みんなが安全で快適に過ごせるか、家の安全を確認することです!!
構造計算をしていない木造住宅
法律改正はしたものの、小規模な木造の家は確認申請のときに構造計算の提出が義務化されていないため、法律改正に対応しないままになっていることも多いです。
木造住宅には長年、人々が生活を送ってきた歴史があります。そのため構造計算をしなくても、安全に住めると思われがちですが、やはり長く安全に住み続けるには構造計算は必要です。
構造計算を知らないと。。。
建築士によっては構造計算書を提出しなくてもよい特例の内容を理解していないため、確認申請ですべての項目について建築基準法のチェックをしてもらっていると誤解して法律違反をしているとは思わずに、建築基準法をしっかりと守って真面目に家を建てていると思っている人が多いため、構造計算がされないまま、木造の家は建てられたりしているようです。
まとめ
せっかく家を建てるなら、長く安全に安心して住める家がいいですよね!!
知らないと損をするでは済みません。
私自身も勉強しながら、みなさまにお伝えできればいいなと思います。
関連ブログ→地震で倒壊しないための家づくりをしよう ~せっかく家を建てるなら。。~
(弊社施工 耐震等級3)
清菱建設 広報
青木