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家を建ててからでは分からない ~安全で丈夫な家はしっかり検討されているかどうか~

こんにちは!

安全で丈夫な家と言われても、どうのような作りがそうなのか分からないですよね・・・地震や積雪にも耐えられる家にするには!?

3つの構造検討項目がありますので、説明していきたいと思います。

壁量の検討

壁量計算:これから建てようとしている家が地震や台風で壊れたりしないように、筋交いなどの入っている耐力壁がどれくらい必要なのかを計算で決めます。
筋交いとは、柱と柱に斜めに入れて構造を補強する部材です。

筋交い

(弊社施工例)

計算して入れる位置や向き、本数を決めます。経験や勘ではできません。

壁の配置バランス:地震力や風圧力で倒れない配置バランスを決めます。

柱の柱頭柱脚の接合方法など:耐力壁の両端の上下(柱頭柱脚)の接合金物を設計します。

部材の検討

木造の家の骨組みである柱や梁の組み方やサイズを決める。

柱や梁は家の重さを支えている大切な部材です。家の重さ(固定荷重)と人や家具の重さ(積載荷重)、屋根に積もる雪の重さ(積雪荷重)などがあり、これらの重さに対して梁が曲がったり、柱が折れたりしないか計算して、安全な組み方やサイズを決めます。

地盤と基礎の検討

建物に作用する荷重は、すべて基礎から地盤へ伝わります。

家全体を支えられるかどうか、地盤調査をします。地盤が弱いときは地盤を補強します。

建物と地盤に最適な形状を決めます。

参考ブログ→地盤調査を行う ~建ててから後悔するのでは遅い。。。~

まとめ

当社では新築完成見学会もありますが、新築現場構造見学会も行っております。家を建ててからでは、どこがどのように安全で丈夫な設計の検討がされているのか分かりません。

きよびし通信やインスタグラムでお知らせしていますので、開催の際はぜひお越しください!!

清菱建設 広報

青木