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敷地を最大限に生かそう ~建物・駐車場・庭の配置を決めて住みやすい家づくりをしよう~
2023年05月16日(火)
こんにちは!
土地が決まり家づくりを始めるには、まず敷地内で配置を決めなくては建物の間取り決めにははいれません。
敷地が広ければ別ですが、23区内では広い敷地はなかなか見つけるのは難しいかと思いますので、「建物・駐車場・庭」のうち駐車場と庭の配置から決めていきます!
建物を先に決めてはダメ!?
実際には設計士は「建物、駐車場、庭」は同時並行で検討していますが、先に建物(間取)だけを決めてしまうと、狭い敷地では車の駐車が死活問題となります。また、間取が先行するとでっぱりの多いガタガタの家の形になってしまいます。
駐車に必要なスペースは直角駐車、縦列駐車、車のサイズによっても変わります。また、電柱や塀などの障害物にぶつからないようなスペースが必要になります。
前回のブログで書いたように、縦列駐車がイヤという方も多いです。車に乗られる方全員の要望を聞いておきましょう!!
(弊社施工例)
庭は光と風を建物内に呼び込む「空き地」がほしくて設けるものです。
建物周囲に広がるオープンスペースとつながるように配置が基本です。南側がムリでも公園や隣家の庭など、周囲の空いているところに接続できれば◎
建物の配置
建物の配置で気を付けたいのが、隣の家との距離です!
民法が定めている隣の家との最小距離が50cmです。これはカニ歩きでなければ歩行困難、工事用の足場がギリギリ組める寸法です。
75cmは普通に歩ける幅です。換気用の窓や、エアコンの室外機も設置可。
1mは自転車を押しながら歩ける幅です。薄型の物置やプロパンガスも設置可。
1.5mあれば、玄関までのアプローチも設けられます。
建物内の配置
細かく間取りを決めていく前に大まかに部屋の配置を割り振ります。リビング・ダイニングなどのパブリックゾーンは、気持ちのよい場所!!日当たりがよいや景色がよいなど♬
こちらが表側。
パブリックゾーンが決まれば、洗面・浴室などの水廻りゾーンは建物の裏側の配置となります。
周りを建物に囲まれた都市部の狭い敷地では、1階は日当たりが悪くリビングが暗くなりがちです。そこで2階にリビングを配置することが多いです。
(弊社施工例)
まとめ
家づくりというと、間取り決めというイメージが強いかもしれませんが、駐車スペースの有無、場所、大きさはとても重要になってきます。それが決まれば庭の場所や広さなども決めやすくイメージもしやすいかと思います!
弊社では土地探しからお手伝いさせていただきます、ご相談お待ちしております。
清菱建設 広報
青木