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太陽光発電設置義務 ~太陽光オプティマイザについて~

こんにちは!

2025年から東京都では太陽光発電設置義務が制度化されます。
新築戸建て住宅などに、太陽光パネルの設置を義務づける制度です。
この制度についてと、「パワーオプティマイザ」という太陽光パネル1枚1枚に取り付けるデバイスについて書いていこうと思います!

太陽光発電設置義務

東京都は温室効果ガス排出量を2030年までに2000年比で半減させる「カーボンハーフ」を掲げています。その実現のための施策です。

設置を義務付けられるのは住宅を注文する施主ではなく、住宅メーカーです。都内で住宅を供給する延べ床面積の合計が年間2万平方メートル以上の大手住宅メーカーになります。

メーカーは延べ床面積2000平方メートル未満の新築住宅について、日照時間などの立地条件、屋根面積の広さなどを東京都が独自に定めた「再エネ設置基準」に適合した住宅を販売することが求められています。

一般的な太陽光発電システム

一般的な太陽光発電システムは、異なる傾斜や方位、影、汚れ、落ち葉など様々な要因によって1枚1枚の発電にバラつきがあります。そのため、最も発電が低いパネルに引っ張られて発電量が制限されてしまいます。1枚でも影がかかってしまえば、つられて同パネルが並ぶ回路全体が影響を受けて、システム全体の発電量を下げてしまいます!

パワコン動作のため1回路(屋根1面)あたり3~4枚の最小枚数を満たす必要があり、屋根ごとに異なる枚数を設置した場合、枚数の少ない回路に合わせて制限されるため、影や汚れなどの要因により、全てのパネル出力に影響を及ぼします。

参考ブログ→太陽光発電システム設置のために ~自分の家の最適な屋根形状を知ろう~

弊社施工例 太陽光発電システム設置

(弊社施工例)

パワーオプティマイザ

限られた屋根スペースでもパネル設置枚数を最大限化させるとともに、影や汚れ、落ち葉等による発電量の低下を最小化。
パワーオプティマイザを導入した場合は、屋根1面あたり1枚から設置できます。(ただし、屋根全体(システム全体)ではメーカーにより6~8枚の最小枚数を満たす必要があります。

パワーオプティマイザをパネル1枚1枚に取り付けることで、それぞれ独立して制御でき、他パネルの出力を落とすことなく発電量を最大化できるとしています。

(PR TIMESより引用)

まとめ

太陽光発電システムを設置された新築住宅を検討されている方は、導入コストは多少割高になりますが、10年20年先のトータルコストとトータルメリットを考えれば「パワーオプティマイザ」を取り入れるのが、発電量や安全性を考慮しても、わたしはおすすめします。

ぜひ、ご検討ください!!

足立区は既存住宅への太陽光発電システム設置についても補助金が申請できるようになっています。
https://www.city.adachi.tokyo.jp/kankyo/kurashi/kankyo/taiyoukouhatuden.html

清菱建設 広報

青木