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「快適な室温」を知ろう ~住む人全員が”快適”に過ごせるようにしよう 足立区高断熱住宅のススメ~
2024年01月22日(月)
こんにちは!
みなさん、今お住いの家は快適に過ごせる家でしょうか!?室温にこだわって言うならば、家族、住む人全員が過ごしやすい室温で暮らせているでしょうか!?
今回はそんな家の快適室温について書いていこうと思います。
これまでの日本の住宅は!
屋根や外壁、床などの外皮の断熱性能が低く、隙間が多かったので常に外気温の影響を受けている状態でした。そのため冬は各部屋に暖房機器を置き、部屋にいるときだけ暖房をつけ、暖かい空気が逃げないように扉を閉めて過ごします。一方、暖房機器がないトイレや浴室は外と変わらないくらい冷え込んでいきます。
夏も在室している部屋の扉を閉めてエアコンをフルパワー稼働しても、なかなか部屋が冷えないからと設定温度をさげるため、光熱費が増加する傾向が強いです。
快適な室温を知ろう
「快適な室温」の感じ方は人それぞれです。暑いのが苦手な方、寒いのが苦手な方、エアコンの風に当たっても大丈夫な方、当たりたくない方がいます。
まずは自分が何℃になると寒い、暑いと感じるのかを知ることから始めてみてください!リビング、寝室、脱衣室に温度計を置いて測ってみましょう。夏と冬の朝・昼・夜の温度を記録しておきます。
一緒に住む方全員が過ごしやすくすこやかに暮らすこと、そして、そのために無駄なエネルギーを消費しないことが、断熱性能の高い家をつくる目的であるため、基準や数値ではなくそれぞれの「快適な室温」を把握できていれば、これから始める家づくりの大事な指針になります。
(弊社施工例:高気密高断熱住宅では暖炉だけで、家中暖まります)
体感温度!?
熱は温度の高いほうから低いほうへ移動する性質があります。
冬は家の中の暖かい空気が、気温の低い外へ移動しようとします。夏は高温の外気が冷房の効いた室内へと移動しようとします。
断熱性能の高い家とは、熱が移動しにくい家。
冬に床や壁、窓が冷たくなれば寒く感じ、夏に天井や壁、窓が高温になれば、室温以上に暑く感じます。断熱性能の高い家では、熱が家の中にとどまることで周囲の表面が温まり(冷やされ)、放射熱線の効果で暖かさ(涼しさ)の質が高まります。
体感温度には、いくつかの考え方がありますが、周囲の表面温度の平均と実際の室温の合計を概ね2で割った数字で表すことができます。周囲の温度が低いと、体感温度も低くなり、実際の室温よりも寒く感じるかと思います。家の中で心地よく過ごすためには、フルパワーで冷暖房するのではなく、しっかりと断熱することが重要です!!
まとめ
一緒に暮らす人数が多いほど、それぞれの「快適な温度」は異なることが多いです。断熱性能の低い家だと、大幅な冷暖房の使用により光熱費が高くなる上に部屋毎の室温に大きな差が出ます。
まずは、ご自身、一緒に住む方の「快適な室温」を知ることから始めてみてください!!
参考ブログ→高断熱住宅と低断熱住宅のエアコン設定温度のちがい ~快適に感じる体感温度って!?~
清菱建設 広報
青木