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吹き抜けをつくる!?つくらない!? ~吹き抜けをつくるならこの条件が必要~

こんにちは!

みなさま戸建て住宅における『吹き抜け』に、どのようなイメージがありますか!?

わたしは空間が広々としていいな~といった漠然としたイメージしかありませんでしたが、今回はその『吹き抜け』について書いていこうと思います。

吹き抜けをつくりたい理由

空間が広く、明るく感じるから

・2階の部屋(こども部屋)と一体感を感じられる

・敷地面積が狭かったり、南側隣家が迫っているような敷地において吹き抜けがあるかないかで明るさ、日射取得量は大きく異なる

(弊社施工 吹き抜け階段)

デメリットと条件

・許容応力度計算で確かめられていないと、構造的に弱くなりがちである

・暖房が効きにくい
寒いし、暖房代も高くつく。。。

吹き抜けをつくるのであれば次の3つの条件が必須

①高断熱住宅 (最低でもHEAT20.G1以上、できるだけG2以上)
②高気密住宅 (C値1以下)
③床暖房もしくは床下エアコン暖房もしくはそれに準ずる輻射式暖房器具

これらの条件がすべて揃っているとして、どんな場合に吹き抜けをつくったほうがいいのか

・吹き抜けをつくらなければ明るさや日射取得が得にくい
・床下エアコン暖房時に、1,2階の温度差をより小さくしたい
・音やプライバシーの問題よりも家族の一体感を重視したい
・高さ、広さ感覚を重視したい

まとめ

許容応力度計算を行わない住宅会社においては、吹き抜けをつくるために構造上極めて危ない構造になっていても、誰も気がつかず家が建ってしまうリスクがあるため吹き抜けはつくらないほうがいいです。
依頼をする前に許容応力度計算をしているのかを確認してみてください!

吹き抜けをつくった際はシーリングファンの設置がおすすめです。

すごくおしゃれですよね♪
見た目はもちろんですが、あたたかい空気が上昇してしまったり冷気が下に溜まり続けてしまったりすることがないように、シーリングファンで空気の循環をおこなうと冷暖房を使ったときの節電につながります。

新築、リフォームのご相談お待ちしております!!

清菱建設 広報

青木